Y30 セドリック ドアミラーの分解
フェンダーミラー規制がなくなり、ドアミラーが普及していく中、技術の日産が開発した電動格納ミラー。ま、最初に搭載されたのはY30じゃなくC32なんですが。
さておき、どうもウチのセドリックくんの左ミラーの調子が悪い。というのも、ミラー格納スイッチを押しても開かなかったり閉じなかったりするのだ。要するに反応が悪い。だから今まで「左手でミラーを押しながら右手で格納スイッチを押す」みたいな曲芸を披露していたわけなんだけど、いよいよスイッチを押してもうんともすんとも言わなくなってしまった。
とりあえずバラす
▲▼配線を抜かないといけないので、内張も剥がす。
取り外し完了。
▲つってもバラし方はわからない。とりあえず下のビスを抜こう。
ベロン
配線を留めてるビスも抜く。が、肝心のモーターにはアクセスできず。
ミラーの裏もバラしてみる。
大変苦労いたしました。ちょっと折ったし。
ようやくズラすことに成功。
上のビス2本を外すと
モーターが出てくる。
うわッ!錆酷ッ!原因これやろ!!
と思いましたが、ベークライトのようなもでした。
モーターの基盤。ダイオードが粉吹いてる。これじゃね?
一応遊星歯車もバラして給脂。組む時すげ〜〜〜〜〜〜〜〜〜面倒くさかった。
で、やっとこさ組み上げたところで電気流したんだけど結局動かなかった。しかし、モーターに電源を直結(赤と黒のところ)してやるとウィ〜〜ンと元気にモーターが回り、格納機構も動きました。となるとやっぱりダイオードかなあ〜???
Y30の制御機器に使われてるダイオードは飛びがちなので可能性は高いね。
でも、コロナの影響もあって電子部品屋が開いてないのですぐには直せなそうだなあ。
トホホ……。
Y30 セドリック 整備要領書を作ってみる
てことで作ってみました。
と、言っても原本のコピーというか再編集みたいな感じだけどね。出先はもちろん、PCやスマホでいつでも見れるようにしたいので。
Wordで作成。ドカタだからWordやExcelなんて使ったこともなく、全くの初心者なのでスマホ片手に調べながら作ってます。難しい。
ちょこちょこ気になるところがあるけどやり方がわからないので、わからない。
別にスキャナーがあるから画像で保存してわざわざ作り直す必要はないんだけど、そこはこだわり。データ化してキーワード検索とかしたいしね。Acrobatで文字認識もできるけど、100%正確にはいかず、どのみち手直しが必要なので。
画像もトレースだけど描き直し、スキャンしたやつイジりゃいいのにね笑 ま、これは趣味みたいなもんかな。
使い方をマスターしたら一冊まとめあげようかな。そして本にして売り捌きたいな。
ま、著作権的にダメだからやんないけどね〜笑
Y30 セドリック エアコンバキュームタンクの製作
てなわけで、ブロアファン以外のバキュームホースをとっかえリフレッシュしたセドリックくん。
エアコンの調子もバッチ…………
バッチ…………
バッチ…
グーとはいかないらしい。
どうもサーボの動きが良くないみたい。調子のいい日と全く動かない悪い日がある。法則性は不明。本当にサーボがぶっ壊れてるのかもね。
▼話しはさておき。以前バラした(壊した)バキュームタンク。
問題は無いけどエア漏れが発生してしまったのかも。とはいえ製廃部品なので取っ替えるわけにもいかず。
ならば作りましょう。
▲用意したのは、まずテキトーな容器。これは150円くらい。
御存知の通り?純正品はバルブの付いた ただのプラタンクなので、バルブさえあれば、容器の方はペットボトルでもプリングルスの缶でも何でも良い。圧に耐えられるかは謎だが。
▲次に真鍮パイプ。ホースの取り口になるものだ。出先で思いついたので「ホース内径2ミリくらいだよなあ?w」って外径2.1ミリのパイプを注文したら、実際のホース内径は2.4ミリくらいでした。ちゃんちゃん。真似される方は3ミリくらいのパイプを買いましょう。
▲パイプは潰さないように丁寧にカットしよう。ま、潰れてもペンチで戻せるけど。
キャップに穴開けて…
ブスブス
▲太いパイプを探しに行こうと思ったけど画材屋がコロナで開いてないのでパイプにテープ巻いて太くしときました。接着剤はGボンドクリアー。これで完成。
▲ワンウェイバルブは既に取り付け済みだけどこれね。16910-41D00。在庫切れになってるけど誰か買った?俺の身銭には一文もなってないけど笑
とにかく、こいつをホースの途中に割り込ませます。
てことでエンジンルーム。
さっき作ったタンクにホースを繋げたらエンジンスタート!
………………
………
…
べっこり
www
とまあこんな見た目ですが、エアコンの動作にはな〜んも問題ありませんでした笑。丈夫でで角のない容器なんかにすれば完璧かな!?
てなわけで実験おしまい。
↓完結編
▼エアコン関連記事
Y30 セドリック エアコンバキュームホースの交換その2
とまあ、長々しいタイトルですけどバキュームホースの交換。エンジンルーム編!
あ〜ダル〜〜〜〜〜〜〜〜い
てことで前回は室内側のホースを取っ替えました。これもこれで面倒くさかった。
が、変えたはいいもののしばらくしたら調子が悪くなってしまった。で、自己診断をかけてみるとサーボのエラーが。
が、ここでサーボの故障と決めつけるのは尚早。というのもコイツは負圧で動いているので、そもそも負圧が来てなければサーボは動かないのだ。もちろんサーボの故障もありえるけど、ほぼほぼ まだ交換してないエンジンルーム側のホースに問題がある可能性のが高い。
…と、それっぽい推理をしたところで作業へとっかかります。
▲メインとなるのはこれ。真ん中の四角い箱、DSVVって言うらしい。ざっくり言えばエアコン制御の中枢を担ってるパーツ。今回はここに集まってきてるホースを全部取っ替えます。
▲エアクリ、エアフロ外し。
▲で、このDSVVってやつ、プラスネジで3箇所とまってるんだけど
▲下と
▲横が外しにくい。とても面倒くさい。
▲プラスビットをハメてエクステンションやらユニバーサルをくっつけて回す。ビットは3番推奨。狭いので10度ずつくらいしか回せない。ああ、面倒くさい。20〜30ミリ長のエクステンションがあればちょうど良さそう。あんのか知らないけど。
トネ(TONE) ドライバービットセット ビット差込 BTPM6S 内容6点
- メディア: Tools & Hardware
▲チマチマ回し続けること数分、摘出完了。難しくはないけど、面倒くさい。
▲フタを取るとこんな感じ。劣化してるけど要交換というレベルではない。でも、せっかく交換するなら中も交換したいよね〜って。
▲ホースの取り口はプラで折れる可能性もあるので、ホースを引っ張らずニッパーやカッターで切り込みを入れて外すと良い。
▲どちらかというとホースよりも下のゴム管の劣化のが気になる。
▼さて、箱の中のホースを変えたら、今度は外のホースを交換していく。ウォーターコックのところはちょっと外しにくいけど気合いと根性でカバー。
室内へ繋がる箇所。
▲ちなみに、室内のホースと外のホースをいっぺんに替えるとなるとホース1セットだけじゃ足らないので2セット買う必要がある。シリコンホースなら8〜10mのやつを買えば十分足りるでしょう。
▲外したホースはこんな感じ。ヒビはないけど口がガバガバになってる。
さてさて、全部交換したら箱を元に戻す。
ちなみにエクステンションだとこんな感じ。コンプレッサーに当たるので20〜30ミリくらい短いのが欲しいね。
▲コネクターが青サビ吹いてたので2-26を吹いときました。
旧車乗り必須アイテム。
で、ちょっと前にバキュームタンクの記事に「過給が始まった途端デフロスター固定になるのは、バキュームタンクのワンウェイバルブが駄目になってるので、エンジンとタンクの間にワンウェイバルブを噛ましてやるといい(意訳)」という大変ありがたいコメントを頂きましたので
ワンウェイバルブ買って繋いでみました!効果アリあり!ありがとうございました!
で、全て作業が終わりエンジンスタート。無事に全ての機能が正常に作動するようになりました。良かった良かった…。
でも、エアコン(冷風)の効きが悪いなあ…ガス抜けてそ〜…。
Y30 セドリック 交換部品その2
◎足回り系
⭐︎スタビリンクブッシュ
Y30乗り定番整備。安くて簡単で効果を感じやすい部品。
⭐︎スタビライザーブッシュ
スタビリンクと同時にやると尚よし。効果テキメン。
⭐︎テンションロッドブッシュ
ブレーキング、直進安定性に効果アリ。中央のカラーも交換しとくべし。
⭐︎ロアアーム
555(スリーファイブ)からボールジョイント単体が出てるけど、結局プレスがないと交換できないし、ブッシュも単体で出ないのでAssyで交換。片側2万と高いけど乗り心地が全然違う。脱臼も怖いしね。
⭐︎タイロッドエンド
交換するとシャキッとしたハンドリング…にはならないけど安定性が増す。これも脱臼が怖いしね。ボールナット式なのでインアウト両方交換。
⭐︎ハブベアリング
10万キロ超えてるならやるべし。レースの打ち替えはなんて事ないけど、プリロード調整がキモ。
⭐︎SY31ハブ・ローター
流用可能だけど、オススメするほどじゃないかな…。
⭐︎ミッションマウント
足回り…?特別大きな変化は無かったけど見ての通りヘタってる上にグヨグヨなので替えて損はない。
Y30 セドリック 交換部品
てことでトラブルとまではいかないけど寿命や予防で交換した部品。備忘録も兼ねて。
◎エンジン系
⭐︎水温センサー
デスビの裏あたりにあるやつ。冷機時の燃調なんかに使われてる。メーター用の水温センサーは別(だったはず)。外すときにカプラーのプラが割れると思うので替えも買っておくべし。ついでにインジェクターカプラーも。
⭐︎ストットルポジションセンサー
スロポジ。変速タイミングとか燃調なんかに使われてる。指定品番は製廃だけど他品番流用可能。
燃圧レギュレーター
製廃。燃圧不良や暖機時にエンジンがかかりにくかったらコイツかも。前期はちょっと違う。
⭐︎ノックセンサー
ターボ車のみ。死んでても普通に走れるが、変えたら調子よくなった。
⭐︎オルタネーター
まだまだ使えたけど路上で止まるのは嫌なので。無負荷でバッテリー電圧13.8Vくらいだったけど交換後は14.4Vくらいに。
⭐︎ラジエーターホース類
全部変えた。特に、配管は穴が空いてた。
⭐︎ATFクーラーホース
製廃。汎用品で対応。
⭐︎パワステホース
高圧ホースは一部製廃。低圧も一部製廃のため汎用品で対応。
⭐︎ブーストホース
腐ってた…。
⭐︎点火類
消耗品だから書くほどでもないけど、プラグ、コード、デスビその他もろもろ。6番シリンダーのプラグはやりにくいので注意。
⭐︎PCMバルブ
一概にこれが原因ではなかったが、交換したらブーストの立ち上がりがよくなった。ジェットターボは2つある。
⭐︎エアコン関係
電装屋におまかせ。20万
Y30 セドリック トラブル集 エンジン編
前にも似たような事書いたけど、暇なのでまた書く。
あくまでも自分が経験したトラブルのみで、ネットでよくあるトラブルなんかは省きます。その他細かい部品なんかは別枠でまとめようかな。
てことで
⭐︎AACバルブ
アイドリングがバラつく。加速するときにドドドドどっ!っとアメ車みたいな感じになる。でもエンストするまで詰まったことはナシ。清掃で解決。
⭐︎エアフロメーター
マメに清掃(半年〜1年)するようにしてからは目立ったトラブルはない。汚れるとなんかかったるい感じになる。
⭐︎スロットルボディ(バルブ)
信号待ちなんかで止まっても回転が落ちないことがしばしば…若干のハンチングも。清掃で解決。ついでにアクセルのツキもよくなった。
⭐︎EGR VCMバルブ
排ガス循環装置。アイドリングがドルドルとエンスト寸前になり、アクセルを開けてもカブる感じでノッキング。まともに走れない。坂道なんかで負荷が続くとと失火したようなフィーリングに。暖機時の1000〜2500回転あたりで症状が出やすい。もし出先でなった場合はEGRに挿さってるバキュームホースを抜いてメクラしてやればよい。
⭐︎デスビキャップ漏電
雨の日になると一気筒死んだ感じに。ボンネットを開けてみるとデスビとプラグコードの間に青白い火花が。キャップとコードの交換で解決。ちなみに、うっかり(?)触ると感電する。
⭐︎パワトラ
火花が飛ばないのでウンともスンとも言わなくなる。デスビ内蔵なのでデスビAssyで交換することになる。走行中オイルチェックランプが点滅したら要注意。
⭐︎コンピューター
特別不具合はなかったが、中古品と交換したら変速ショックやノッキングが無くなった。ハッキリとした原因はわからないが、電装屋に出した車屋いわく「紙でできた部品がダメ」だったらしい。よくわからん。車屋も首をかしげてた。
⭐︎パワステホース
高圧ホースから漏れ、Y30でよくある。2本とも漏れた。そのうち1本は製廃。もう1本もまだ出るかは不明。
⭐︎アイドラープーリー
エンジンからガラガラと異音。ベアリングだった。
おにゅう!
☆スロポジ
Dに入れて吹かすとエンストしたりRに入れるとエンストしたり負荷がかかるとだめになっちゃった。