Y30 セドリック パワステホースの交換(低圧)
はいはーい!今回も過去整備。
てなわけでパワステの低圧ホース。写真はパワステフルードタンクの下。見ての通り口が馬鹿になってオイルを噴いてるのか砂埃がついている。
実際、リザーブタンクの中がじわじわ減っているので漏れているのは間違いない。
2本ある高圧ホースは路上で破裂してエンジンから煙噴いたので2年前くらいに交換してあります。まあ、30年持ってたからあと28年くらいは漏れることもないでしょう。ちなみに2本のうちどちらかは廃盤。あっても3万以上したはず。車屋さん曰くそうなったら現物修理になるでしょうね、とのこと。
この数字って製造年月日だったりするんですかね。そうだとすると85年製なんでしょうか。新品のホースには18って書いてあったからあながち間違いじゃないかも。
とりあえず作業開始。まずはオイル、というかフルードを抜いていきます。
100均のシャンプーボトルで抜く。別にボディーソープのボトルでも構わない。
いよいよホースを外していく。まずはパワステポンプにつながっている太い方を変えていく。下には吸着マットを用意。
スポッ!
35年間お疲れ様。
新品ははめるだけ。
続いて運転席側のホース。ホースの上にはブレーキ関係の配管、その横には高圧配管が鎮座していて手を入れにくい。しかもギヤボックスからタンクまでのホースはジョイントを介して2分割になってる。だからというか、当たり前だけど2本交換しなくちゃいけない。あと、どちらかが廃盤になっている。
とりあえず摘出。
写真を取り忘れましたが、今回は汎用の耐油耐圧ホースを使います。
内径は9.5mm、3/8インチってとこかな?3分のホースです。同じ長さにカット。
白い綿ボコリはオイル吸着マットの端くれ。タンクの方にはヌッと、いい感じに入ってくれました。が、
ジョイントの方はホースを入れにくい。奥まで入ってくれない。
これは困った。しかし、手を入れにくいのでこれ以上どうしようもないのだ。
少しはやりやすくなるかな?ってことで配管を留めてるステーを取り外し。が、手前のプラスネジは固着していて少しナメってしまいました。
で、奥側を外したときに思いついたことが「別にジョイント介さなくてもよくね?」。
ちょっと見にくいけどこんな感じ。
多分取り回しの関係でジョイントを介してるだけだと思うんで、一本にまとめても問題ないかな?ってことで。
まとめちゃいました。楽チン。
次はジャッキアップしてウマ掛けてフルード入れてエア抜き。
使用したのは日産純正のPSF。フルードを入れたらハンドルを右に左にクルクルクルクル…。泡がプクプク出てきます。数えてないけど10~20くらいクルクルしました。
ほんでもってエンジンスタート。ポンプから異音が出ることもなく作業は無事完了。
3年前に作業していますが、今のところこのホースの取り回しで不具合はありません。