Y30 セドリック 生存報告
時期が時期でこんなご時世なのでなかなかセドリックにかまってやれないしブログの更新もできませんが、セドリックは元気です。
てことでタイヤ変えました。メイドインチャイナのハイフライ?HF201っちゅータイヤにしました。195/70R14、純正指定サイズっすね。1本5千円しない。
んでこのタイヤ……すげ〜〜〜いいゾ。
コンフォートってだけあって静かです。何も知らずに「この車はレグノを履いています」って言われて乗せられても多分気づかないと思う。
悪いところは今んとこ特に無し。しいて言えば70扁平のまん丸タイヤなのでハンドルを切るとグヨグヨとした感じで曲がる。自分はそれが好きだからいいんだけど、シャキッとしたハンドリングを求める人には向いてないね。
ちなみに前履いてたのはブリジストンのVRX2。3シーズン履いたし距離も2万は優に超えてるのでオサラバ。まだまだ履けそうだけどいざという時中途半端なコンディションでも困るしね。これもなかなかいいタイヤ、秋になったらまた買おう。
今まで履いてた夏タイヤはエコタイヤ。これ、すげえうるさいし滑るし元々燃費悪いから大して燃費も変わらず。いいこと無しだった。
じゃあ、なんでエコタイヤにしたんだ?って言われたらガソスタで「タイヤの裏側にヒビが入って空気が抜けてますよ!!交換した方いいです!!!」って言われたから笑
よくあるセールスなのは間違いないけど、実際空気入れても入れてもすぐ抜けるのは事実だったし、5年モノのタイヤだったから交換することに。とはいえ、ガソスタ側も売り込んだはいいものの今時メジャーじゃない195/70R14のタイヤなんていきなり用意出来るわけもなく、唯一在庫があったエコタイヤをわざわざヨコハマの工場か倉庫なんかまで半日かけて取り行ってた笑(まさかそれも策の一環…!?)
ともかく、エコタイヤだけは二度と入れません。
おわり
Y30 セドリック エアコンの自己診断機能
さすが技術の日産…ってことでY30の自己診断機能の紹介
エンジンのコンピューターに自己診断機能があるのはよく知られたことですが、実はエアコンにも自己診断機能がついているのだ。まあY30が特別すごいってわけではないけど。
詳しい作動手順は動画を見てね♡
動画中の画像なんかは下に貼っとくので参考にしてみてください。
Y30 セドリック ロアアームの交換
めんどくせ~~~
ってことで今日はロアアームの交換。特に事故ったとか側溝にヒットしたとかじゃなくボールジョイントのガタが気になったのだ。というのも、ブレーキのジャダー解消目的でローターを交換したにもかかわらずジャダーが消えない。ハブベアリングもタイロッドもブッシュも変えたのに「なんでや!」って友人と話してたら「ロアアームじゃね?」と一言。どうも友人の車もジャダーが消えず今度ロアアームを交換する予定らしい。実際、ネットで「 ロアアーム ブレーキ ジャダー 」で検索すると結構似たような症状がヒットする。
てことで交換作業へ。今回は外すものが多い。必要工具は 12・14・17・19・24のソケットやらメガネ。特に24はディープ必須。
あとはタイロッドプーラーやらギヤプーラー。あと車体用とは別にジャッキ。
はい、で、話は戻って作業へ。キャリパーとブレーキホースをストラットから切り離し、テンションロッド、スタビリンクを外す。
テンションロッドはブッシュの向きに注意。前後で部品も違うゾ。
次はナックルとストラットを切離す。下部2本のボルト。
このとき、ロアアームの下にジャッキを噛ませてロアアームの根本のナットを緩めておくとストラットが抜きやすい。ついでに言うとこれクソ固い。
そしたらストラット上部のナットを外しちゃう。きっとシャコタンなんかにしてる人達はこのへんの作業は楽勝だと思います。
上部のナットを外したら少しずつジャッキを下げていけば手前にストラットが倒れてきて切り離せます。両手がふさがっているので写真はナシ。
このボルトもクソ固え…ラスペネ攻撃。
ハンマーでぶっ叩いて緩めました。
いいよこれ。テンションロッドにも使える。
で、ボールジョイントをギアプーラーで抜きにかかったんだけど上手く爪が引っ掛けられず外せない…安いしでかいサイズのやつだからかな…。
結局埒が明かないのでネジ頭をハンマーでぶっ叩いたらすぐ抜けました。3回くらい笑
ちゃんとした工具を買いましょう。
切り離しが終わったらロアアームの根本のピンを抜くだけ………
抜くだけ……………
─────
─
あ゛!???!?!??!!?
抜けねえじゃん!
結局インナータイロッドを外す羽目に。ダルッ!めんどッ!整備性悪ッ!!
内心めちゃくちゃキレてた。
あとは組み付けていくだけ。新品は頬ずりしたくなるくらいスベスベしてる。肝心のボールジョイントは騒ぐほどガタガタじゃなかったけどプレステのアナログパッドくらいグリグリ動いた。まだ使えるのかもしれないけど脱臼するよりマシだね
ほい!こっから組み付け
タイロッドに当たって抜けなかったピン。逆側から入れたほうが整備性いいんじゃない??? でも何かあったらいやだから元通りの向きから入れた。
この時ピンのナットは手締めでオッケー。本締めはジャッキおろした後にやる。
ナックルはサビを落としてロアアームとガッちゃんこ。割りピンもお忘れなく。
ストラット取り付け。これまたムズいけど外したときの巻き戻しでやっていけばなんとかなる笑
ナックルの穴位置はこんな感じで微調整。合ってるかは知らん。
ここまで来たらあとはテンションロッドやらを戻していくんだけど本締めはジャッキおろした後でやるのでギッチリ締めないよう注意。
反対側も同様に交換。苦労ポイントが分かれば30分くらいで交換できる。
反対側のピンはタイロッドを外さなくても抜けた。オイ!
ぜ~んぶ組み付けたらジャッキおろし。いろんなもん外したから忘れモンがないか注意。
ジャッキを下ろしたら忘れずロアアームを本締め。
テンションロッドもお忘れなく。
で、交換後だけど乗り心地が良くなったね!それ以上でもそれ以下でもない笑
ジャダーに関しては要観察。
てことで以下部品
右2つとか左2つとか間違えないよう注意。
ラスペネは”C”を買おう
追記
乗り心地が全然違うぞオイ…。これはマジでヤバい…。
Y30 セドリック ブレーキ・マスターバック用バキュームホースの交換
だいぶ前にやったやつ。カチカチホース更新作戦の一環で行ったやつ。
マスターバックにつながる太いバキュームホース。ゴム製のはずがカッチカチのプラスチックみたいになってる。
口はぱっくりひび割れてた。とりわけ制動力に違和感はなかったけど何かあってからじゃ遅いからやってよかったね。
反対側もこんな感じ。
外したら新しいホースと入れ替え、10分とかからない。チェックバルブも新品に。
ホースバンドも新品にすればよかったなあとつくづく。
で、交換後はとくに制動力があがった!みたいなのはありません笑 転ばぬ先の杖ということでね。
以下部品。
左側のホース
右側のホース
チェックバルブ
Y30 セドリック ハブベアリング交換
過去記事の再編集
てことで今回はハブベアリングの交換編。
Y30のハブベアリングは今では珍しいテーパーローラーベアリング。トラックなんかの大型車には今でも使われてるとか使われてないとか。テーパーがかかったインナーベアリングとアウターベアリングの2つのベアリングで構成されています。
用意するものはハンマー、貫通のマイナス、14・19・26ミリのソケット、ベアリングレースを圧入するもの、ニッパー・ペンチ、あとはグリスとか。
必要部品は最後にまとめておきます。
まずはキャリパーを外す。で、このキャリパーを留めてる19ミリのボルトがくそ固え。作業前日にラスペネを吹いといたら緩んだ。マジ固え。
さてさて、キャリパーを外したらテキトーなところにぶら下げといていよいよローター外し。ちなみにハブとローターは一体式。SY31のようなハブローター別体じゃないからAssyで買うと3万以上するゾ。
で、話は戻ってキャップ外し。キャップの付け根にマイナスドライバーを突っ込んでハンマーでブっ叩けばとれる。ちなみにキャップの中にグリスは全然入ってなかった。ほんとならキャップいっぱいにグリスがなきゃいけないんだけどね(入れ過ぎもだめ)
で、キャップを取るとこんな感じ。割りピン抜いて回り止め(ギザギザの王冠みたいなやつ)を外すとセンターナットが現れる。センターナットは26ミリっちゅーバカでかいサイズ。ナットを外せばローターまるごと取れる。こん時に心配な人はナットのプリロード感覚を覚えておこう。ま、すでにガタが出てたら意味ないけどね。
で、外したのがこれ。きったね~~~~~笑
本来はうす褐色のグリスなんだけど、もう何がなんだか真っ黒に。ちなみに整備要領書には2年または4万キロで給脂って書いてあるけど、されてないでしょうね。
うぎゃ~~~www
きったねえグリスを拭き取ってスピンドルをきれいにしたらサビが出てた。このへんはしっかり綺麗にしておきましょう。特にスピンドルの付け根、オイルシールが当たる部分は入念に。俺はテキトーに掃除したらオイルシールにジャリンコが食っちゃって傷だらけになってしまいました。
そして今度はハブローター。
オイルシールはマイナスを使ってテコの原理で外す。適当にこじれば取れる。アウターレースもマイナスドライバーでぶっ叩いて外す。ちゃんと打ちやすいように切り欠きが用意されてます。
こんなかんじ。中央のあたりに切り欠きがあんのわかるかな?
さてさて。アウターレースを抜き取ったらきったねえグリスを拭き取って圧入作業へ。使用するのはストレートで買ってきたベアリングシールドライバー。3000円ちょっとかな。意外と便利、今でもちょこちょこ使ってるのだ。
滑りを良くするためにレースの外側にグリスをうっすら塗布したら、ベアリングドライバーのケツをハンマーでトントン叩いていく。スコスコ入るので気持ちいい。
全部入ると「コンコン」から「カキーン!カキーン!」って音が変わる。ハンマーも跳ね返されるのでわかりやすい。
インナーも入れてく。
オイルシールはドライバーの皿をひっくり返して使用。
グリスを詰めたらローターをスピンドルへ戻す。手がベトベトになるので途中写真はナシ。ワッシャ入れてセンターナットを締めていく。
そして難しいのは締め具合。いわゆるプリロード調整だ。締めすぎもダメだし緩くてもダメ。まずは手締めで締めていこう。んで、この調整はホイールを取り付けた状態でやった方がガタの確認がしやすいのでやりやすい。
んで、本題の調整へ。あくまで”俺流”なのはご了承ください。
ラチェットなりソケットハンドルを「グー」じゃなくて「パー」で掴んだ状態で「クッ」っと止まるとこまで締める、力はいらない。その状態でローターを数回転させてやったあと、もう一回「クッ‥クッ」ってなるところくらいまで締める。そうすると多分ローターの回転はかなり重くなってると思います。そしたらちょっとずつ緩めていく。
どんくらい緩めるかっていうと、ねっとり回るくらい(?)
あんまりスムーズに回るくらい緩めちゃうと、しばらく走ってると緩む。経験済み。ファンベルトじゃないけど新品時は少しキツめがベストかな?で、10~20kmくらい走ったらタイヤを上下にゆすってガタがないかチェック。ついでにハブキャップを触ってやりましょう。「あったかい~あつい」くらいなら大丈夫。「アッッッッッツ!!!!」ってなったら締めすぎ。経験はないけど。まあともく、素人なのでこまめなチェックをして困ることはないでしょう。
で、ここまで長々と書いといてアレですが整備要領書には「3.5~4.0kg-mで締めたあと45°ロックナットを戻す」とあります。
おわり。
以下部品
ハブキャップとキャップのシール、割りピン。
オイルシールとベアリング。
グリス、整備要領書指定品。
なお、グレード・年式違いによる番号の相違がある可能性があります。
ロンサムカーボーイ TS-M6の修理
じゃ~ん
みんな大好き!パイオニアのTS-M6チューンナップスピーカー。
なんかよくわかんないけど未だに根強い人気モデル。ケースがカッコいいからかな?
でもこれ、30年前の商品ってのもあるけど高確率でエッジが死んでます。
6個買ったけどエッジが生きてるのは1個だけでした。
でもこれ、エッジが死んでてもいい音が出るんだよね~。エッジが生きてたらどれだけいいことか。
せっかくなら自分でエッジを作るのも手だね。お金をかけてスピーカー修理業者に出すのもいいね。
でもそんなの面倒くさいからスピーカーまるっと変えちゃいます。
てことでバラシ。
過去にやった作業なので写真があんまないのは許して。
ばらばら。
スピーカーは9Ω10W。このサイズでこのインピーダンスのスピーカーは見つからなかった。特注品?なのかマグネットのデカさのわりにスピーカーそれ自体の厚さが相当薄い。すごいね。
このスピーカー、なんだったかなあ。自作系のやつ。8Ω10W
500円くらいだったけどなかなかいい音がするのだ。ただ、四隅にあるねじ穴はケースと干渉するので内側に折り曲げる。
ちなみにツイーターも替えました、中央奥でピンボケしてるやつ。
極性をあわせてそっくりそのまま入れ替える。
ツイーター線なんかは細くてはんだ付けが難しいけど気合と根性でカバー。
こんな感じ。ついでにスピーカーケーブルもエーモンのイイやつに笑
ま、大して音は変わらんだろうけど。でも見た目がカッコいい。
ただ、このままだとケースが閉まりません。マグネットが本来のやつより少し厚いからだ。なのでケース背面側を削ったりする必要がある。
加工が終われば組付け。
ツイーターとアッテネーターのプラメッキをコンパウンドで磨いてやる。
ケースも掃除して磨いた後、文字部分を白く塗りなおしてやる。そしてスピーカーネットを黒く塗ってやれば新品のような輝きを取り戻してくれるのだ。
で、音出しはこんな感じ。
ドアやらリアも鳴らしてるけど、こいつは単体ではなく仲間がいてこそ輝くタイプなのだ。あるなしで音の広がりが全然違うヨ。
Y30 セドリック エアコンバキュームホースの交換
またか!
ってことでブロアがデフロスター固定になってしまったセドリックくん。「Y30あるあるネタ」すぎて驚きも何もありません。あ〜あ、といったところ。
冒頭「またか!」って言ったのは昨年も同じ現象に見舞われたから。前回はバキュームタンクに繋がるホースが裂けていたのが原因。ついでにオーディオ横のアクチュエーターがピューピュー言ってエアが抜けてたので交換したのだ。
まあ、ほったらかすわけにもいかないのでホースを交換していきます。
ああめんどくさい。
ああめんどうくさい。
オーディオのフロントパネル、ダッシュカウル、グローブボックス等々外します。ビスで留まってるだけだから簡単に外せるけど、ひたすら面倒くさい。特に俺のセドリックはヘッドユニットをロンサムカーボーイを組んでるので配線が異常に多い。
で、外すとチラホラバキュームホースが出てきます。デフロスター等の吹き出し口を制御してるホースは赤。青は別の制御に使われてます。
もちろん両方変えるけどね。
赤いホースはこのゴチャゴチャゾーンに繋がっています。そっからミツマタやソレノイドで分岐してより一層ゴチャゴチャしていきます。
で、分岐先のホースはピンボケしてるけど奥に写ってるカプラー群の裏に繋がっています。青のカプラーをスライドさせてずらした後に真ん中のカプラーを抜いて上下のビスを外す。
読んでて「めんどくさ!」って思うかもしれませんが、実際にやると面倒くさいです。
こんな感じ。ホースが刺さってる取り口はプラスチック製なので、無理に外そうとして折らないよう注意。
分岐だらけなので一度に全て抜かず、一本外したら一本つけるようにして間違えないようにします。
外したホースはカチカチで口が広がっちゃってるけど、エンジンルーム内のホースほどではない。
純正ホースね
奥のアクチュエーターにつながってるホースは、アクチュエーター本体を外して交換。
どんな器用なヤツでもここは無理。面倒くさいけど外しましょう。
バルブにつながってる青ホースも交換。手が入らないので写真のように手を入れるとよい。
夕方から始めたから真っ暗。とりあえず現状復帰させてエンジンスタート。
どうやら上手くいったらしい。ちゃんと吹き出しが切り替わるようになりました。めでたしめでたし。今回はブロアファン側のホースは変えていません。あれ変えるとなるとダッシュ外してエバポレーターとブロアファンを切り離す必要があるのだ。ああめんどくさい。