ロンサムカーボーイ TS-M6の修理
じゃ~ん
みんな大好き!パイオニアのTS-M6チューンナップスピーカー。
なんかよくわかんないけど未だに根強い人気モデル。ケースがカッコいいからかな?
でもこれ、30年前の商品ってのもあるけど高確率でエッジが死んでます。
6個買ったけどエッジが生きてるのは1個だけでした。
でもこれ、エッジが死んでてもいい音が出るんだよね~。エッジが生きてたらどれだけいいことか。
せっかくなら自分でエッジを作るのも手だね。お金をかけてスピーカー修理業者に出すのもいいね。
でもそんなの面倒くさいからスピーカーまるっと変えちゃいます。
てことでバラシ。
過去にやった作業なので写真があんまないのは許して。
ばらばら。
スピーカーは9Ω10W。このサイズでこのインピーダンスのスピーカーは見つからなかった。特注品?なのかマグネットのデカさのわりにスピーカーそれ自体の厚さが相当薄い。すごいね。
このスピーカー、なんだったかなあ。自作系のやつ。8Ω10W
500円くらいだったけどなかなかいい音がするのだ。ただ、四隅にあるねじ穴はケースと干渉するので内側に折り曲げる。
ちなみにツイーターも替えました、中央奥でピンボケしてるやつ。
極性をあわせてそっくりそのまま入れ替える。
ツイーター線なんかは細くてはんだ付けが難しいけど気合と根性でカバー。
こんな感じ。ついでにスピーカーケーブルもエーモンのイイやつに笑
ま、大して音は変わらんだろうけど。でも見た目がカッコいい。
ただ、このままだとケースが閉まりません。マグネットが本来のやつより少し厚いからだ。なのでケース背面側を削ったりする必要がある。
加工が終われば組付け。
ツイーターとアッテネーターのプラメッキをコンパウンドで磨いてやる。
ケースも掃除して磨いた後、文字部分を白く塗りなおしてやる。そしてスピーカーネットを黒く塗ってやれば新品のような輝きを取り戻してくれるのだ。
で、音出しはこんな感じ。
ドアやらリアも鳴らしてるけど、こいつは単体ではなく仲間がいてこそ輝くタイプなのだ。あるなしで音の広がりが全然違うヨ。