Y30 セドリック エアコンバキュームホースの交換その2
とまあ、長々しいタイトルですけどバキュームホースの交換。エンジンルーム編!
あ〜ダル〜〜〜〜〜〜〜〜い
てことで前回は室内側のホースを取っ替えました。これもこれで面倒くさかった。
が、変えたはいいもののしばらくしたら調子が悪くなってしまった。で、自己診断をかけてみるとサーボのエラーが。
が、ここでサーボの故障と決めつけるのは尚早。というのもコイツは負圧で動いているので、そもそも負圧が来てなければサーボは動かないのだ。もちろんサーボの故障もありえるけど、ほぼほぼ まだ交換してないエンジンルーム側のホースに問題がある可能性のが高い。
…と、それっぽい推理をしたところで作業へとっかかります。
▲メインとなるのはこれ。真ん中の四角い箱、DSVVって言うらしい。ざっくり言えばエアコン制御の中枢を担ってるパーツ。今回はここに集まってきてるホースを全部取っ替えます。
▲エアクリ、エアフロ外し。
▲で、このDSVVってやつ、プラスネジで3箇所とまってるんだけど
▲下と
▲横が外しにくい。とても面倒くさい。
▲プラスビットをハメてエクステンションやらユニバーサルをくっつけて回す。ビットは3番推奨。狭いので10度ずつくらいしか回せない。ああ、面倒くさい。20〜30ミリ長のエクステンションがあればちょうど良さそう。あんのか知らないけど。
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▲チマチマ回し続けること数分、摘出完了。難しくはないけど、面倒くさい。
▲フタを取るとこんな感じ。劣化してるけど要交換というレベルではない。でも、せっかく交換するなら中も交換したいよね〜って。
▲ホースの取り口はプラで折れる可能性もあるので、ホースを引っ張らずニッパーやカッターで切り込みを入れて外すと良い。
▲どちらかというとホースよりも下のゴム管の劣化のが気になる。
▼さて、箱の中のホースを変えたら、今度は外のホースを交換していく。ウォーターコックのところはちょっと外しにくいけど気合いと根性でカバー。
室内へ繋がる箇所。
▲ちなみに、室内のホースと外のホースをいっぺんに替えるとなるとホース1セットだけじゃ足らないので2セット買う必要がある。シリコンホースなら8〜10mのやつを買えば十分足りるでしょう。
▲外したホースはこんな感じ。ヒビはないけど口がガバガバになってる。
さてさて、全部交換したら箱を元に戻す。
ちなみにエクステンションだとこんな感じ。コンプレッサーに当たるので20〜30ミリくらい短いのが欲しいね。
▲コネクターが青サビ吹いてたので2-26を吹いときました。
旧車乗り必須アイテム。
で、ちょっと前にバキュームタンクの記事に「過給が始まった途端デフロスター固定になるのは、バキュームタンクのワンウェイバルブが駄目になってるので、エンジンとタンクの間にワンウェイバルブを噛ましてやるといい(意訳)」という大変ありがたいコメントを頂きましたので
ワンウェイバルブ買って繋いでみました!効果アリあり!ありがとうございました!
で、全て作業が終わりエンジンスタート。無事に全ての機能が正常に作動するようになりました。良かった良かった…。
でも、エアコン(冷風)の効きが悪いなあ…ガス抜けてそ〜…。