Y30 セドリック エアフロメーターの点検
突然走らなくなってしまったセドリックくん。
症状としてはエンジンはかかるんだけど明らかにアイドリングが苦しい感じ。
で、Dに入れてアクセルを踏むと回転が下がる。
負荷がかかるとエンスト、もしくはアクセルを踏み続けると持ち直して回転が上がる。
走行すると突然ガス欠のようなストールが起こり失速するが、突然持ち直す。法則性は無い。
…といった具合。う~ん。
とはいえエンジン自体は元気なようなのでやはりセンサー類の何かしらであろう。
手始めにエアフロメーター(以下エアフロ)を点検してみるとする。
方法は簡単。端子間に電圧をかけて電圧の変化を見るだけ。
…なんだけど「接続端子を間違えると、エアフローメーターを破損するので注意すること」と怖いことが書いてある。
当然といえば当然だが、壊してしまったら修理できないし代替品も気軽に手に入れることができない。まさに一寸先は闇である。
これがその端子。
見ての通り端子間の隙間はお世辞にも広いとは言えない。
DがマイナスでEがプラスと隣り合ってるため、互いが接触したら一瞬でショートだ。
てことで手持ちのギボシ(メス)をペンチで潰して楕円径にしたものを用意。
上から圧着端子の根本に付けるカバーをペンチでグニグニかぶせた。
ピッタグ~我ながら天才(そうか?)
バッテリーは車から外すのは重いし面倒なのでRDのバッテリーを拝借。
ちなみにリード線を長くすれば車にバッテリーを繋いだまま作業することもできる。
あとは整備要領書の通りB端子とD端子にテスターを当て、ホットワイヤーに息を吹きかけてやればOK。
無風時が1.5Vで息の強さによって~4.0Vまで変化すればよい。
ちなみにこの日は風があったため、そよ風が吹くたびに電圧が変化していた。
結構シビアに反応していたので正直この時点で故障は無いなと。
結局エアフロは原因ではなかったようで、スロポジをゴニョゴニョやったらなんとなく良くなった気がするが、気がする程度で一抹の不安は拭えない。
もし似たような症状を解決した方は教えていただけると嬉しいです。