Y30 セドリック またVCMがこわれた
ドゥルルルルル…
信号待ちで止まるとアイドルがブルブル…
発進するとガクガクしながら進む…
坂道登ると息継ぎしてフン詰まり…
これはあれだ…!前にもあったぞ…?!
VCMバルブだ!
てことで端っこに停めてボンネット開ける。 信号待ちで停まってるオーディエンス達の視線はボクにクギヅケ!とっととEGRにブっささってるバキュームホースをスッぽ抜いてガムテープでメクラ。するとあらびっくり!何事もなく走るようになりました。
EGRもメクラしたほうがいいけど、しなくてもいいと思う(適当)
原因としてはEGRを制御するVCMがバカになって意図しないところで排気ガスがエンジン内に入り込んでしまってブスブス言っちゃう。前に経験してたから焦る事もなかったけど酷くなるとマトモに加速しなくなるから恐ろしい。
結局のところ前回変えた中古品がダメになってしまったぽい。もう面倒だし殺したままでいいかな。
おわり
Y30セドリック エンジン不調
更新するネタもなく更新してなかったので小ネタでも。
デケデケデケデケデケデケデケ………。
出ました。デケデケ音。なんか一発飛んでない感じ。
Dに入れて発進するとブルブル震えながら進みます。
以前、エアレギュレーターが原因だと思って新品に交換しましたが治らず。
もちろんエアレギュレーター自体も不調でアイドルアップしてなかったのも事実なんですけどデケデケ音については関係なかった模様。
紛らわしいことにデケデケ音は冷機時しかでない。温まると消える。
となるとデスビに湿気が溜まってるとかそういうアレか…?(実際に過去にあった)
てことでコンピューターを交換することに。(急に?!)
予備として合計3つ持ってて2つは末番がV7014、1つはV7016のもの。
で、2つあるV7014のうち一つが怪しくて、もうひとつはお世話になってる車屋さんが車検のときに勝手に(いい意味で)コンピューター屋に修理に出したもの。で、今はV7014とV7016だと走りとかが変わってくるのか気になってV7016がくっついてる。どうもそのV7016の調子が悪くなったみたい。
てことで車屋さんが修理に出してくれたV7014のコンピューターつけたら何事もなかったかのように好調に。
ただそれだけの話。
Y30 セドリック オイル交換
と、いうわけでオイル替えました~
なんていうか、写真を撮ってなかったので雑殴りな記事ですがご愛嬌。というかオイル交換ってチャーハン並みに人それぞれコダワリがあってあまり詳しく書きたくないのが本音。つっつかれたくないのだ 笑
てことで入れたのは日産純正5W-30ストロングセーブ、鉱物油っすね。旧車には化学合成油は良くない!って聞いたことあるし特にこだわりもないのでディーラーで入れてもらったのと同じオイルを入れたってワケ。 マニュアル指定だと10W-30(ターボ用)ってなってるけどなんのオイルなんだろ。
でかいペール缶もいいけど使い切るまでに酸化しちゃいそう。
ドレンワッシャはストレートの10個入りのやつ。単純計算すると5万キロ弱くらい走らないと全部使い切らないね。これの向きに関して色々な説があるみたいだけど結局はどっちでもいいみたい。一般的には角が丸いほうがオイルパンらしい。
てことでオイルは3.3Lくらい入れました。レベルゲージで確認した上で抜いたやつ測ったらほぼ同じ量だったので大丈夫でしょう。
おわり
Y30 セドリック オイルチェックランプ
またしても小ネタ。
Y30にお乗りの皆さん、オイルチェックランプが点滅したことはありませんか?実はというかなんとうか、Y30にはエンジンチェックランプっちゅーモノが無い。あるのは「ブレーキ」「オイル」「ドア」「チャージ」「シートベルト」「排気温」の6つだ。ちなみにシートベルト警告灯は「ちゃんとシートベルトつけた?!」っていう注意喚起みたいなものなので、エンジン始動してからシートベルトをしててもしてなくても一定時間経つと消灯する。
▲警告灯のアイコンは今でも使われているものだ。ちなみに430の警告灯は「OIL」とか「BRAKE」の文字だけ。このマークがISO基準になったのは430とY30の間くらいなんだろうか
で、本題に戻るんだけどY30にはエンジンチェックランプが無い。そのため、万が一コンピューター(以下ECCS)に異常があるとオイルチェックランプが点滅する仕組みになってる。
▲動画のチェックランプは意図的に点滅させてる。詳細は後ほど。
▲オイル量に異常があるときは点灯(つきっぱ)になって、ECCSに異常があると点滅する
といった具合でややこしい。実際、過去に自分のセドリックのオイルランプが点滅したときは何も知らなかったのでオイル量を調べた挙げ句異常がなかったので店に出した。そしたらオイルポンプ不調を疑われオイルパンを開ける事態にまで発展したのだ。ちなみにオイルパンを開けて清掃しても案の定ランプは消えなかった笑 結局Y30のオイルパンを外すにはメンバーを下ろす必要があるのでそれなりの費用がかかってしまったが、年老いたVGで発生するオイルパンの継ぎ目からのオイル漏れを直したと考えれば無駄な出費でもないかな。
で、なぜECCSが異常をきたすとオイルチェックランプが点滅するかって言うとECCSの赤ランプとオイルチェックランプは共用になってるのだ。要するにECCSの赤ランプが光ったらオイルチェックランプも光る。点滅パターンは上の画像の通り。ちなみに自分が点滅した時は下の「クランク角センサーバックアップ」パターンの方だ。先程話題にしたオイルパン清掃の後もランプが消えなかったので店側と「まあ古いしこういうこともあるよね笑」って放置してたら数カ月後に交差点を曲がったところで不動になってしまった(偶然その時は車検で店側の人が運転してたのでラッキー?)。結局原因はデスビ内蔵のクラセンでAssyで交換することとなった。
てなわけでオイルチェックランプが点滅したらECCSを疑おうって話でした。ちなみにプレッシャースイッチの短絡の可能性もお忘れなく。
おまけ
で、さっきの動画だけど どうやって意図的にランプを点滅させたかっちゅーとECCSの自己診断モードを起動させただけ。
要は赤ランプが1の位と2の位を表示したとき、共用してるオイルチェックランプも連動して1回、2回と点滅したのである。
Y30 セドリック AACバルブのはなし
小ネタ。AACバルブのはなし。
ご存知の通りY30のAACバルブは2種類あります。ソレノイドが分解できるタイプか非分解タイプか。個人的にはバネ有りバネなしで呼んでます。どっち使っても性能は同じです。ちなみにATとMTで特性が違うので厳密には4種類になるね。前にもこんなネタを書いた気がするけどせっかく2個揃う機会があったので。
▲てことでこれは非分解タイプ ユニシア製。バネ有り。
▲ユニシアは電圧でカチカチ動くところ(適当)が分解できない。一方のアツギは棒とバネを抜くことができる
▲中の小さいバネは失くさないよう注意。とはいえ失くなっても模型用のバネで代用できそう
▲IAAユニットは互換性なし。ちなみにAACバルブってのはソレノイドのことであって、こっちの本体?はIAA(アイドル・エアー・アジャスト)ユニットと呼ばれる。左のベージュの箇所はパテで埋めてあり、奥にはプラのイモネジが入っていてバネレートが調節できる。以前、ついてたパテが剥がれかけてたので盛り直してる
▲見ての通り全然違う
▲バネ有りバネなしってのはココのこと。アツギ(右)のは最初からバネがないのでご安心を。個人的にはバネ有りのほうがススが溜まりやすいイメージ。とはいえ1~2年そこらでススが溜まるわけじゃない
▲ちなみにバネを分解して掃除するとなると先述したパテを剥がしてプラネジを外す必要がある
▲続いてFICDソレノイド。FICDがなんの略かはしらないけどA/C ON時のアイドルアップを担当してる部分だ。A/C ONにしてアイドルが上がらない場合はとりあえずココを点検しよう。手前の突き出てる部分のマイナスネジはアイドル調整スクリュー。調整する時はAACバルブのコネクタを外してスクリューを回して650回転に合わせる
▲ガスケットは共通。どっちがどっちかわからなくなるけどハメてみたらわかるゾ
▲ほらね
てことでおしま~い
Y30 セドリック VG20 エアレギュレーターの交換
ボスボスボス…ボスボスボス…
朝車に出かけようと思ってエンジンかけたら何かおかしい。全然フケないしDに入れてみるとドルドル言って進まない。いや、進まないのは言いすぎかな。ともかく様子がおかしいので梅雨の雨の中バイクで出かける羽目に…。
てことで帰ってきて早速点検。どうも冷機時だけ調子が悪いようなので考えられる原因としてはコイツだろう。
▲コイツね、コイツ。そう、エアレギュレーター。冷機時のアイドルアップを担当してる部品だ。中のバイメタルが気温と電圧によって開いたり閉じたりしてエアの量を調節してるんだけど、だいたい中のバイメタルがダメになるらしい。ダメになると閉じっぱか開きっぱになってエアの量がズレて燃調が狂うってワケ。
▲取り外しは簡単。エアレギュレーターを留めてるビス2本と太いエアホースを抜くだけ。ただ、このホースが新車時のままだとカチカチで裂ける可能性があるので一緒に交換するとよい。自分のは以前に交換済み。ちなみに気づいた人もいるかもしれないけどこれは80年代車についてる丸タイプのエアレギュレーターじゃなくて角張った新しい(新しい…?)タイプのレギュレーター。以前中古で買って交換したものだ。もともとはローレルかなんかのRBエンジンについてた物っぽいけど、それでも20年以上前に作られた部品だから故障も致し方ない。
▼丸っこいタイプ
日産 エアレギュレーターの点検 Y30セドリック VG20ET
▲話は戻って作業へ。エアレギュレーターを抜く際にPCVバルブのホースを抜くと作業がやりやすい。ただ、これもエアレギュレーター同様ホースが新車時のままだとカチカチで裂けるおそれがあるので、慎重に抜くかココも新品に変えてしまうと良い。ついでに言えばPCVバルブが詰まるとエンジンによろしくないのでココも新品に変えとくべし。
▲詰まってるとカチカチいわないか、ネチョネチョいう。
▲いつか壊れそうだなって思って買っておいてよかった。代替品。発注してから3ヶ月くらいかかったので早めに買っとくべし。補修用カプラーも買ってあるけどそれはまた今度。
▲交換完了~作業自体は30分もかからないかな。ただ、新車時のカチカチホースがくっついてる車だともっとかかるカモ。
てことでおしま~い。
▼以下部品、買ってね♥
▼補修用カプラー
▼PCVバルブ
また壊れた‥
VG20ET ブーストホースの交換
昨日VGネタを書いたついでに整備記録をば…。
てことでブーストホースの交換。正式名称がなんともだけど純正品のシールに「HOSE BOOST」って書いてあるからブーストホースで。
▲タービンにアクセスするにはエアクリやダクト、インテークパイプを外す必要があるが、今まで何度も外してるので割愛。
▲せっかくなのでタービンの状態も確認。ガタもなく良好。ただ、ハウジングの外側からオイルが滲んでるけど…。
▲▼ついでにPCVバルブも交換することに。中古品だけどR33とかそのへんだった気がするから比較的新しい。ちなみにY30以外のPCVバルブはどの車種も同じなので、ターボ積んだ日産車種で中古品検索すればよろし。
さて話は戻ってブーストホースなんだけど…
わわっ!なんと、ホースの配管が根元からポッキリ逝ってしまった…。言い訳じゃないけどちょうど曲線で細くなってる部分がサビで薄くなっていた。
21番のホースの根元だ。アクチュエーターにつながっているので殺すわけにもいかない。
▲予備のタービンから配管外してきたけど今後のことを考えてタケノコのストレートを用意。ストレートなのでソケットレンチが使えるのも利点。
▲先端が干渉するので一段切り飛ばした。
▲タービンとアクチュエーターの間にあるのがタケノコ。わかるかな?
さて、準備は整った(?)のでホースの交換に取り掛かります。
汎用品も買ってみたけど、純正品のがシッカリしていて圧倒的安心感があったのでそちらを使うことに。Y30の場合は一袋(たぶん5m)で全部足りるのでご安心を。
▲整備要領書の長さより、現物の長さに合わせたほうがいい。
▲▼もともとのやつはこんな有様…。クリップは役に立ってないし、ミツマタはちょっと力を入れたらすぐに折れた。
▲こんなボロいホースでも中にオリフィスが入っているので忘れずに回収。オリフィス抜きなんていうお手軽チューンもあるけどイジってないヘタれエンジンなので抜かない。
▲オリフィスの位置には白マーキング。別にいらないけどね。
▲可変ノズル用のアクチュエーターにつながるホースも忘れずに交換。こっちにもオリフィスが入ってるので忘れずに。