Y30 セドリック オイルチェックランプ
またしても小ネタ。
Y30にお乗りの皆さん、オイルチェックランプが点滅したことはありませんか?実はというかなんとうか、Y30にはエンジンチェックランプっちゅーモノが無い。あるのは「ブレーキ」「オイル」「ドア」「チャージ」「シートベルト」「排気温」の6つだ。ちなみにシートベルト警告灯は「ちゃんとシートベルトつけた?!」っていう注意喚起みたいなものなので、エンジン始動してからシートベルトをしててもしてなくても一定時間経つと消灯する。
▲警告灯のアイコンは今でも使われているものだ。ちなみに430の警告灯は「OIL」とか「BRAKE」の文字だけ。このマークがISO基準になったのは430とY30の間くらいなんだろうか
で、本題に戻るんだけどY30にはエンジンチェックランプが無い。そのため、万が一コンピューター(以下ECCS)に異常があるとオイルチェックランプが点滅する仕組みになってる。
▲動画のチェックランプは意図的に点滅させてる。詳細は後ほど。
▲オイル量に異常があるときは点灯(つきっぱ)になって、ECCSに異常があると点滅する
といった具合でややこしい。実際、過去に自分のセドリックのオイルランプが点滅したときは何も知らなかったのでオイル量を調べた挙げ句異常がなかったので店に出した。そしたらオイルポンプ不調を疑われオイルパンを開ける事態にまで発展したのだ。ちなみにオイルパンを開けて清掃しても案の定ランプは消えなかった笑 結局Y30のオイルパンを外すにはメンバーを下ろす必要があるのでそれなりの費用がかかってしまったが、年老いたVGで発生するオイルパンの継ぎ目からのオイル漏れを直したと考えれば無駄な出費でもないかな。
で、なぜECCSが異常をきたすとオイルチェックランプが点滅するかって言うとECCSの赤ランプとオイルチェックランプは共用になってるのだ。要するにECCSの赤ランプが光ったらオイルチェックランプも光る。点滅パターンは上の画像の通り。ちなみに自分が点滅した時は下の「クランク角センサーバックアップ」パターンの方だ。先程話題にしたオイルパン清掃の後もランプが消えなかったので店側と「まあ古いしこういうこともあるよね笑」って放置してたら数カ月後に交差点を曲がったところで不動になってしまった(偶然その時は車検で店側の人が運転してたのでラッキー?)。結局原因はデスビ内蔵のクラセンでAssyで交換することとなった。
てなわけでオイルチェックランプが点滅したらECCSを疑おうって話でした。ちなみにプレッシャースイッチの短絡の可能性もお忘れなく。
おまけ
で、さっきの動画だけど どうやって意図的にランプを点滅させたかっちゅーとECCSの自己診断モードを起動させただけ。
要は赤ランプが1の位と2の位を表示したとき、共用してるオイルチェックランプも連動して1回、2回と点滅したのである。