Y30 セドリック AACバルブのはなし
小ネタ。AACバルブのはなし。
ご存知の通りY30のAACバルブは2種類あります。ソレノイドが分解できるタイプか非分解タイプか。個人的にはバネ有りバネなしで呼んでます。どっち使っても性能は同じです。ちなみにATとMTで特性が違うので厳密には4種類になるね。前にもこんなネタを書いた気がするけどせっかく2個揃う機会があったので。
▲てことでこれは非分解タイプ ユニシア製。バネ有り。
▲ユニシアは電圧でカチカチ動くところ(適当)が分解できない。一方のアツギは棒とバネを抜くことができる
▲中の小さいバネは失くさないよう注意。とはいえ失くなっても模型用のバネで代用できそう
▲IAAユニットは互換性なし。ちなみにAACバルブってのはソレノイドのことであって、こっちの本体?はIAA(アイドル・エアー・アジャスト)ユニットと呼ばれる。左のベージュの箇所はパテで埋めてあり、奥にはプラのイモネジが入っていてバネレートが調節できる。以前、ついてたパテが剥がれかけてたので盛り直してる
▲見ての通り全然違う
▲バネ有りバネなしってのはココのこと。アツギ(右)のは最初からバネがないのでご安心を。個人的にはバネ有りのほうがススが溜まりやすいイメージ。とはいえ1~2年そこらでススが溜まるわけじゃない
▲ちなみにバネを分解して掃除するとなると先述したパテを剥がしてプラネジを外す必要がある
▲続いてFICDソレノイド。FICDがなんの略かはしらないけどA/C ON時のアイドルアップを担当してる部分だ。A/C ONにしてアイドルが上がらない場合はとりあえずココを点検しよう。手前の突き出てる部分のマイナスネジはアイドル調整スクリュー。調整する時はAACバルブのコネクタを外してスクリューを回して650回転に合わせる
▲ガスケットは共通。どっちがどっちかわからなくなるけどハメてみたらわかるゾ
▲ほらね
てことでおしま~い