Y30 セドリック 燃圧レギュレーターの交換
前ブログからの焼きまし記事~
転載してたと思ってたけど無かったらしい。4~5年前くらいの話なんでよろしく。
2000回転手前あたりで息継ぐ今日このごろ。
この症状、Y30に限らずVG系エンジンを積んだ車種、Z31や後継のY31等々…結構あるみたい。
とはいえ、原因は皆さん色々あるようでハッキリしません。
とりあえず槍玉に挙がった部品達をチマチマ換えていきたいと思います。
そんでもって、今回換えるのはコレ
燃圧レギュレーター。
部品番号は 22670-V5022
お値段8000円超と結構高い。
(2023年現在製造廃止)
燃ポンから送られてくる燃量の圧を色々調整してくれる部品なようで。それと一緒に燃温センサーってやつも一体でついてます。
コイツが亡くなると正しい量の燃料がインジェクターに送られず、ハンチングや息継ぎを起こすらしいです。
とまあ、前置きはこれくらいにして早速交換作業へ。
まずは燃圧を抜くところから。以前のフューエルフィルター交換時と同様
→エンジンスタート→燃ポンのヒューズ抜く
→エンスト→空クランキング
という流れで残圧を抜いたらタンクのキャップを開けときます。あとは燃圧レギュレーターを留めてるボルトとホースを抜けば…。
抜けば─────………。
あれッ………!?
工具が入らないぞ!???!?
図で示すとこんなかんじ
赤丸がソケット、緑がエクステンションバー。
エクステンションバーはギリギリ入りますが、ソケットはタイベルカバーが邪魔して入りません!
一応ドライバーでも外せるよう十字は切ってありますが、この狭いスペースに入るドライバーを持ってないしどうせナメそう。ちなみに使用したソケットはダイソーで昔買ったセットのやつ。
左のちっこい方。差し込み6.5mmのタイプです。右の9.5mmのやつはデカくて使えませんでした。
さて、どうしたもんかとアレコレ四苦八苦しながら15分。
ようやく右のボルトにアクセス出来るようになりました…。
あーーー疲れたぁ~。
あ、注意してほしいのがレギュレーターを留めてるボルト。結構小さいのでソケットを外した際に抜け落ちる可能性があるので気をつけてください。
で、取り外したのがコレ
ホースがパイプにへばりついちゃってて、ま~~あイライラしました。
ムカつくのでカッターで切り刻んでやりました。(それでも中々取れなかった)
新品のホースを外したやつと同じ長さに切って交換。新品は柔らかくスルスルとパイプに入っていって涙が出ます。
話はそれますが、レギュレーターがいなくなって現れた左バンクの1番インジェクターが大変なことになってました。
まあ、レギュレーター外さなくても見えるんですが。
よくこんなんで動くなあ…。
さて、話は戻って
取り外したモンは取り付けなくてはいけません
苦行再び
ヒイイィィィィィイイイ~~~~~~~~
──────
───
─
なんだかんだ2時間ぐらいかかって作業終了。
各所忘れもんがないかチェックしてエンジンスタート。
ヒュヒュヒュッッ!!!
ボッボッボボッ…ボ…ブオォォオオオオンン!!!!!
あれ?なんか変だぞ。
なんか冷間時アイドルアップに違和感があるような。しかもドコドコと以前よりアイドリングが不安定なような…。
エンジンルームをチェックするとサージタンクにつながるバキュームホースが抜けてシュシュシュシュ音を立ててました。
が、バキュームホースをつないでもなんか違和感があります。冷機時に本調子にならないのは当たり前なんですけど、やっぱり違和感。別に不調とかではないんですけどね。
ともかく近所をぷらっと一回り。するとびっくり、エンジンも暖まって本調子が出たんでしょうか。
2000回転手前の息継ぎがほとんど無くなりました!
アクセルのツキも良くなり滑らかになりました(気のせいじゃない)
これは苦労したかいがありました!良かったあ!!
それにしても、最初の違和感、エンジンが暖まると調子がよくなるってことは冷機時、暖機運転時の空燃比がおかしい(?)
冷機時に作動している部品となると……
原因はあの…………………”細長いやつ”ですかねぇ。
金がかかるなぁ。