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Y30 セドリック AT 変速ダイヤフラムの交換

過去整備!
 
ある日突然、信号待ちから加速すると…
 
「ブウゥゥゥウウウウウウ⁇⁉︎⁇⁈⁈」
 
音だけ先に行ってしまって車が置いてけぼりに。
 
これが滑りってヤツ?
シフトレバーを2に入れて発進する感じ。
 
かと言って道のど真ん中で止まるわけにもいかないのでアクセルを踏み続ける。するといきなりドンッ!と、クラッチをラフに繋いだ感じのショックと共に加速も元どおりに。そんな現象がしばしば起こるようになった。
 
とりあえず車屋さんにATF交換の予約をお願いして、自分でもやれそうなことやってみる。
 
で、今回交換すんのがこれ


バキュームダイヤフラムとシフトソレノイド。2つで7000円くらい。
AT屋のブログとか徘徊してたら変速をバキュームで制御してる車はだいたいこれがダメになるらしい。となりのソレノイドもついでに変える。他にもクラッチソレノイドやらレボリューションセンサーがあったけど高いのでまた今度。てか、レボリューションってなんだ?
 
ちなみに右側のものは自車に適合する部品は廃番なのでそれっぽいものをチョイス。後ほど解説するが、結局これは使用していない。
 


さて、話は戻ってミッションへ。
E4N71B。
 
場所はATオイルパンの左側。バキューム配管のステーはオイルパンのボルトで留まってるので、ボルトを抜いてやる必要があるのだ。
 
「ま、2本くらい外してもどうってことないっしょ!w」
 
ってことで外しました。L字のバキュームホースは廃番なので大切に外しましょう。
 
 


外す道具はコレ。グッと挟んでグッと回せば外せる。
 
 
で、いきなり交換後。
 
これ、外すとオイル出てくんすね(そりゃそう)
びっくりして写真撮れませんでした。
 
 
いや、オイル出てくんのはわかってたんだけど
 
「ドロドロ〜w」って出てくんのかなぁーって思ったら
 
「ダァバダバァーーーッッッ!!!って出てくんのね。
 
取り外す際は気を付けましょう。
 
廃番のL字ホースはキジマのガソリンホースを切って流用。流れ出てきたATFをレベルゲージんとこから戻しておしまい。
 
で、交換後のインプレ。
 
う〜ん、なんかいいかも〜って感じ。
変速タイミングが明らかに変わりました。
アクセル開度に合わせて変速しているのがよくわかる。
 
多めに踏めば3000回転以上まで引っ張りながら加速するし、住宅街とか生活道路なんかで穏やかに加速する時は2000〜2500回転あたりで変速してくれる。
 
ただ、2速から3速になかなか変速しない気がするんだよな、やたら引っ張る。でも、アクセルをちょっと緩めると3速に入るので、単に踏みすぎなのかもしれない…。
 
 
ってことで一旦は終了したんだけど、やっぱり引っ張り気味で変速するので元に戻しました。
 


まあ、見ての通り形も違うし。
 
でも自分のY30に適合するダイヤフラム(X0107)は廃番なんだよね〜…。
 
 


なので、V/WY30のダイヤフラム(X0110)を買ってみたんですがダメじゃないけどダメでした。
 
先述した通りやたら引っ張る。アクセルの踏み具合にもよるけど1→2は3000付近、2→3は3000〜4000くらいまで引っ張る
 
でも、やたら引っ張るせいかターボの立ち上がりはすごく良い笑
加速性は明らかにX0110のが良い。やたら回すことになるから燃費も悪化するんじゃないかと思ったけど特に変わらなかった。
 
だけど、上り坂とかで負荷が掛かるとシフトアップダウンを繰り返してビジーになるので、ミッションにはあまり良くないかもしれない。結局、ロックアップもオーバードライブ(4速)も入るので使用は可能。
 
そもそもX0110は、fastで調べるとVG20Eなんかのノンターボ車に採用されてるみたい。だから正圧には対応してないのかもしれない。同じY30のE4N71Bでもターボ車とノンターボ車でシフトコンピューターも違うしね。確かロックアップ方式もV/WY30はハーフロックアップだかなんだか。
 
てことで、X0107に変わるダイヤフラムを現在も捜索中。
一応目星つけて発注してみたけど使えるかわからんし廃番かもしれん。
 
 
てことで更に続き。
 


ターボ車向けダイヤフラム廃番のためノンターボ車向けのダイヤフラムをとっつけた。
しかし、変速点に違和感を感じ元に戻した…
 
ってのが前回までのあらすじ。
 
で、廃番になってしまったものは何やっても出てこないので代替品を探すことに。
とりあえずレパードなんかについてるX0108を発注。しかし廃番。
 
次に探したのは日産以外のダイヤフラム。
E4N71Bはマツダ車にも搭載されてるのだ。
 
 


で、見つけたのはこれ。
商品の画像はないけど形はY30についてた"ソレ"と同じだった。
 
が、よくよく調べてみるとノンターボ車に使用されていてターボ車は見当たらない(もしかしたら使われてるかも)値段も結構するので一旦パス。
 
 
そんでもって次に調べたのはリペア品。
が、そんなもん旧車に優しくない日本にあるわけもなく…
 


 
アメリカにありました。値段は送料込みで約2600円、やっす笑
ただ、アメリカにY30は輸出されていないので対応品番リストにX0107はナシ。
 
しかし、搭載車種リストにはチラホラ「nissan v6 turbo engine」の文字が。
同時期のフェアレディZは輸出されてたから恐らくそれでしょう。
 
これなら使える?
 
 
 


 
てことで輸入しました。海外Amazonからの購入方法は親切に紹介してくれてるサイトがあるのでそちらを参考にしてください。中にはアクセス数稼ぎのための中身のないクソサイト(失礼)もあるので注意。
 
メイドインメキシコ。すげえツルツルしてて気持ちいい。
 
 
ノンターボ用と比較。
 
 


 
で、実際に装着。
特にネジピッチが合わないとかもなくすんなり。
 
で、試乗した感じも特に違和感なし。
 


 
なかのイモネジで変速点を変えられるらしいけど英語でよくわかんないのでパス。
 
 


 
 
ついでにデーラーでATFを交換してもらいました。意外と安いな!?
とりあえず気持ちよく走れるようになったのでATダイヤフラムの話は完結ということで。